■パーツボックス洗浄の必要性
部品メーカー間を行き来する通い箱<パーツボックス>の洗浄は以前から一部メーカーでは行われてきましたが、製品への異物混入の防止、外観の問題、作業人員の削減 などの理由から、自動車部品メーカーを中心に洗浄→乾燥作業を機械化する動きが高まっております。
極端に言えば<洗った容器でなければ、納品ができない>という風潮になるのも、近い将来考えられるということです。
食品業界との大きな違いは下記の点です。
<パーツメーカーの特徴>
- ①汚れ自体が機械油(潤滑油)、切削破片(キリコ、鉄粉)などの汚れを落としてもその排水を簡単に行なえない事が非常に多い。
- ②洗った容器に部品を投入する為、乾燥度は高いものを要求される。
- ③蒸気ボイラーを設置されていないユーザーが多い為、熱源は電気ヒーターでの仕様が多い。
- ④安全性、機能性を重視され、特に制御盤は各メーカー特有の仕様がある
- etc・・・・
特に、①~③は必須条件に近いお客様がほとんどです。
このようなお客様への対応機種として別紙のような洗浄乾燥装置を納入致しました。
■パーツボックス洗浄の特徴
従来の方式は
①アルカリ循環洗浄→②循環すすぎ→③乾燥 で構成され、汚れたパーツボックスを洗浄した洗浄水は循環利用し、汚れが限界に達した時点で洗浄水及び、すすぎ水を入れ替える方式です。
入れ替える度に廃液が出てしまい、汚れの多いラインでは3日に1回程度の交換が必要であり、廃液には高濃度のノルヘキ(油分)とアルカリ系の洗剤が混入しているため廃液処理が困難であり処理費用が大きくなります。
<クレオ式新型循環>の方式は
循環洗浄し汚れた洗浄水は、一次ろ過装置(セパレータ)にてろ過し、次に油水分離処理し、その清浄になった水をすすぎ水としてポンプで加圧しスプレーします。
スプレーしたすすぎ水は、洗浄タンクにもどり、再び、ろ過→油水分離処理の工程となり、このため洗浄液が常に一定量ろ過され、油分もかなりの比率で除去されるので効率よくパーツボックスの洗浄ができます。
つまり、洗浄液が汚れにくくなるため洗浄液の入れ替え周期が劇的に長くなる特徴があります。
■セパレータ

